インフルエンザの症状と予防—-毎年、冬になると流行し多数の感染者を出すインフルエンザ—-
インフルエンザは普通の風邪に比べて症状が格段に重く、感染力も強いので特別扱いされています。
インフルエンザには下記のような感染経路があります。
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ウイルスのついた手で鼻や目などの粘膜に触れることにより感染をします。
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患者さんが咳やくしゃみをした際にウイルスが飛び散りそれを他の人が口や鼻から吸いこむことで感染
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患者さんが咳やくしゃみをした際に飛び散った水分が蒸発してウイルスが空気中に漂いそのウイルスを吸い込むことで感染
普通の風邪の症状 | インフルエンザの症状 | |
症状 | 37度前後の熱 / 鼻水・くしゃみ / 咳・のどの痛み | 38~40度の高熱 / 頭痛・倦怠感 / 筋肉・関節の痛み |
呼吸器症状の他、原因となるウイルスによって胃腸症状などが起こることもある。症状は比較的軽い。 | 突然高い熱が出て大人でも3日程、子供ではそれ以上寝込んでしまい、完治するまでに10日~2週間程かかる。 |
予防接種って有効なの?
毎年流行する型を予測して3種類の型を混合してワクチンが作られます。その年のインフルエンザとワクチンが一致した場合、効果があるとされています。予防接種を受けていると重症化せずにすみ、効果は接種後約2週間後から約5ヶ月持続します。高齢者や幼小児は接種をおすすめします。
まずは風邪かインフルエンザかどうかの検査を病院で。
感染していたら、発症後48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬を服用しましょう。
①できるだけ安静にし十分な睡眠をとり、体力の回復につとめましょう
②水分を十分に補って脱水症状を予防しましょう。また、他人にもうつさない為に最新の注意をはらいましょう。